現代の共感を得られなかった「花の幸せ」
過去の放送では「感動」と「モヤモヤ」が拮抗していましたが、2025年は批判が圧倒的大多数で、明確な「花拒否祭り」となりました。
映画の中では花が「私はおおかみこどもの母になれて、幸せでした」と自分の人生を肯定しています。しかし、その「自己犠牲を伴う強い母」の物語は、現代を生きる多くの女性にとっては「なりたくない」「押しつけられたくない」選択肢として受け止められたよう。金ロー公式の「一橋大学モデル」投稿が引き金となり、花の「幸せ」は映画の中だけに留まってしまったのではないでしょうか。
(LASISA編集部)

