3.全身疾患のリスク
意外かもしれませんが、口の中の炎症や細菌は、決して口内のみの問題ではない場合があります。場合によっては全身疾患のリスクを高める恐れもあるのです。
歯周病菌など口腔内の菌、ウイルスは血流に乗って全身に回ります。その結果、心臓や腎臓、肝臓などの臓器に影響を与える可能性があるのです。口内の健康状態が心臓病や腎臓病の悪化に影響する可能性が示唆されています。
つまり、口内ケアは単に口の中をきれいに保つだけではなく、愛猫の全身の健康を守るための重要なケアなのです。
猫の口腔ケアの方法
猫の口内ケアは、日々の生活の中で少しずつ習慣化していくことが大切。最も基本となるのは歯磨き。ただ、無理に行うと猫が強く嫌がってしまうことがあります。まずは指にガーゼや専用の歯みがきシートを巻いて、少しずつ歯や歯茎に触れることから始めるのがおすすめ。慣れてきたらペット用の歯ブラシを使って優しく磨くようにしましょう。
歯磨きが難しい場合は、歯垢の蓄積を抑える効果のあるデンタルケアに配慮したフードやおやつ、おもちゃなどを取り入れることも有効です。
また、定期的に動物病院で健康診断などを行うことで、目に見えないトラブルも早期に発見できます。重要なのは一度だけで終わらせず、毎日の習慣として少しずつ取り入れること。猫に配慮しながら少しずつ口腔ケアを行っていきましょう。

