SNS世論「予算審議でシカ?」と批判殺到
この追及は、直後からX(旧Twitter)で爆発的に拡散し、関連投稿は数千件規模で急増し、批判が圧倒的多数を占めました。
批判の主軸は、「議論の優先順位のズレ」です。
SNSのコメントの大多数は、「120兆円の予算審議で最初にシカって…優先順位どうなってる?」「物価高・防衛費・少子化より鹿が大事なん?」「国会を学級会だと思ってるのか」という批判。また、大手メディアも速報で「ネット大荒れ」「批判殺到」と報じ、「時間の無駄」といった投稿を多数引用しました。
NHK中継の視聴者からはリアルタイムで「シカより予算を」「ガッカリ」といった投稿が相次ぎ、国民が「迅速な課題解決」を強く求めている姿勢が示されました。
立憲支持層でも割れた「追及の是非」
批判が圧倒的多数の中、立憲支持層からも擁護と批判の両論が噴出しました。
「戦前、外国人が濡れ衣で虐殺された歴史を忘れた質問批判は危険。普遍的かつ重要な指摘」といった「差別防止に重要」という擁護意見が寄せられました。それに対し、「タイミングが不適切」という冷静な意見が殺到しました。
擁護派からも「予算委だろうが普遍的問題」という反論が出た一方で、「質問の意図はわかるが、場とタイミングのミスだ。今は切迫した国民生活の議論に集中すべき」という冷静な声も上がりました。
本会で、大築紅葉(おおつきくれは)議員をはじめとする立民の他の質問に対し、「鋭い」と評価する声もありましたが、「シカ追及」のインパクトの方が大きかった様相です。

