「とりあえず湿布」では治らない? スポーツ外傷・慢性痛に効果的なリハビリとは?

「とりあえず湿布」では治らない? スポーツ外傷・慢性痛に効果的なリハビリとは?

リハビリテーションの意義とは? 再発予防・セルフケアのポイント

リハビリテーションの意義とは? 再発予防・セルフケアのポイント

編集部

リハビリテーションを続けることで、怪我の再発や慢性化を防ぐことは可能でしょうか?

中谷先生

筋力や柔軟性を高めることで、身体を支える機能が向上し、再発や慢性化のリスクを大きく減らすことが可能です。さらに、リハビリテーションを通じて動作のクセや誤った身体の使い方を修正することで、怪我を未然に防ぐこともできます。スポーツをおこなう方にとっては、単に再発防止にとどまらず、パフォーマンスの向上も期待できます。リハビリテーションとは治療の延長だけでなく、予防と能力向上の手段でもあるのです。

編集部

リハビリ以外の時間で、意識すべき予防法やセルフケアのポイントを教えてください。

中谷先生

まずは理学療法士や医師に相談し、自分の弱点や体の使い方の傾向を理解することが大切です。そのうえで、自宅では正しいフォームでの筋トレやストレッチを取り入れ、継続して体を整えていくことが予防の基本になります。また、日常の姿勢や動作にも意識を向けることが、痛みの出にくい身体づくりにつながります。大切なのは、無理のない範囲で“続けられる習慣”を持つことです。

編集部

「リハビリテーションは面倒そう」「年配の人がやるものでは?」と感じている方に向けて、アドバイスはありますか?

中谷先生

リハビリテーションは高齢者だけのものではなく、あらゆる年代に必要な“体のメンテナンス”です。最初は何をすればよいかわからず、面倒に感じることもあるかもしれません。しかし、正しい身体の使い方が身につくと、動くこと自体が楽になり、楽しさや達成感も感じられるようになります。中高生など成長期の世代では、ケガ予防やパフォーマンス向上のための“コンディショニング”としての意義も大きく、全年齢に有効な取り組みです。

編集部まとめ

スポーツ外傷や慢性痛において、湿布はあくまで一時的な対症療法にすぎません。根本的な改善には、痛みの原因に向き合い、正しい動きや体の使い方を習得していくリハビリテーションが欠かせないことがわかりました。リハビリテーションは高齢者だけのものではなく、あらゆる年代の健康維持・再発予防に役立つ可能性があります。本稿が読者の皆様にとって、リハビリテーションを正しく理解していただくきっかけとなりましたら幸いです。

配信元: Medical DOC

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