「ビフィズス菌」の種類

私たち人間の腸内に存在するビフィズス菌は10種類程度といわれています。菌種ごとに異なる特徴を備えており、乳児と成人でも棲息する菌種は異なります。以下は乳幼児によく見られるビフィズス菌の菌種です。
ビフィドバクテリウム・ブレーベ
ビフィドバクテリウム・インファンティス
ビフィドバクテリウム・ロンガム
そして、以下が成人で見られるビフィズス菌です。
ビフィドバクテリウム・ロンガム
ビフィドバクテリウム・アドレセンティス
シュードカテニュレイタム
人によって腸内フローラの構造が異なり、どの種類の菌がどのくらいいるかは個人差があるため、専門機関で分析しなければわかりません。
ビフィズス菌を効率よく摂取する方法

ビフィズス菌を多く含む食品の摂取
ビフィズス菌を多く含む食べ物として代表的なのがヨーグルトです。ヨーグルトにはドリンクタイプもあり、より手軽に摂取できるようになりました。また、サプリメントでもビフィズス菌を摂取することができます。サプリメントだと容量をしっかり守ればとりすぎの心配もなく、適切にビフィズス菌をとりいれられます。
ビフィズス菌と一緒に摂取すると効果を高める栄養素・食品
ビフィズス菌と一緒に摂取すると効果を高めてくれる食べ物はバナナ・きな粉・大豆・ブロッコリー・ごぼうなどです。これらにはオリゴ糖が含まれているので、ビフィズス菌と一緒に摂取することで効果を高めることができます。バナナやきな粉などはヨーグルトとも相性がよいので効率よく摂取できます。ビフィズス菌はオリゴ糖を栄養にして増えるため、ビフィズス菌を増やすにはオリゴ糖は必須の栄養素です。
ビフィズス菌の効果を高める摂取タイミング
ビフィズス菌を有効に働かせるためには摂取のタイミングが重要です。ビフィズス菌の効果を高める摂取タイミングは食後といわれています。ビフィズス菌は胃酸に弱いため、胃酸が薄まって影響を受けにくい食後がおすすめです。食前や食事中は胃酸の影響を受けてビフィズス菌の効果が低くなりやすいため、このタイミングは避けるようにしましょう。

