後頭神経痛とは、耳の後ろのあたりがジンジンとした痛みを感じる病気です。何らかの原因で神経が敏感になることで発生すると考えられています。
しかし、続く痛みには耐えられないものです。原因や症状などを知っておきたいと感じる方もいるでしょう。
そこで本記事では、後頭神経痛とはどのような病気なのかをご紹介します。
※この記事はメディカルドックにて『「後頭神経痛」の症状・発症しやすい人の特徴はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
郷 正憲(徳島赤十字病院)
徳島赤十字病院勤務。著書は「看護師と研修医のための全身管理の本」。日本麻酔科学会専門医、日本救急医学会ICLSコースディレクター、JB-POT。
後頭神経痛の予防方法

完治することはありますか?
後頭神経痛は、強い痛みが発生する病気ではありますが、完治しない病気ではありません。先述したように、一般的には1週間程度で自然に治ることが多いです。しかし、症状が残る場合もあります。
その場合には神経ブロックなどが適応になるため、痛みが続く場合には、脳神経科やペインクリニックの受診をおすすめします。
また、症状がひどい場合には鎮痛剤を使う方法などで治療も可能です。すると、痛みは次第に引いて完治します。
後頭神経痛を予防する方法を教えてください。
この病気は完治ができる病気ですが、原因となる状態に再びなると再発症する可能性もあります。そのため、できるだけ発症しないように予防することが大切です。予防法には、姿勢の改善と生活習慣の改善が有効です。
仕事や普段から悪い姿勢を長時間続けているような場合には、姿勢を正して生活することを心がけましょう。
また、生活習慣を改善してストレスを溜め込まないことも大切です。
適度な運動やストレッチを行い、睡眠不足にならないようにするだけでも、発症予防につながるでしょう。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
後頭神経痛は、命にかかわるような病気ではありませんが、一般的な頭痛とは異なり強い痛みを伴うことがあります。そのため、ひどい症状が表れた場合には非常につらいです。はっきりとした原因は分かっていませんが、生活習慣やストレスなども密接に関係していると考えられています。
できるだけ発症しないように、普段から姿勢を正すなどの予防を行いましょう。また、もしも通常の頭痛とは違うような症状や違和感を覚えた場合には、すぐに専門の医療機関を受診しましょう。
編集部まとめ

後頭神経痛は治る病気です。しかし、その症状は大変つらい痛みを伴うことが多く、可能であれば発症しないことが一番です。
そのためにも、普段から生活習慣を見直すなどの予防に努めて発症を防ぎましょう。また、万が一に備えて、正しい対処法や主な症状を把握しておきましょう。
もし、後頭神経痛の症状らしき違和感を覚えた場合には、すぐに専門の医療機関に相談することが大切です。
参考文献
慢性疼痛治療ガイドライン

