フェイスラインがたるむと、どうしても顔が大きく見えたり、実年齢以上に老けてみえたりするため、悩みの種になっている人も多いと思います。今回はフェイスラインがたるむ原因を「あきこクリニック」の田中先生に詳しく教えていただきました。

監修医師:
田中 亜希子(あきこクリニック)
東京大学医学部医学科卒業。その後、東京大学医学部附属病院産婦人科、大手美容外科などで経験を積む。2009年、東京都世田谷区に「あきこクリニック」を開院。第110回日本美容外科学会会長、日本美容外科学会(JSAS)理事、日本アンチエイジング外科学会(JAAS)理事。日本美容外科学会(JSAPS)、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会、日本抗加齢医学会の各正会員。
編集部
フェイスラインがたるむのはなぜでしょうか?
田中先生
フェイスラインのたるみには様々な原因があり、代表的なのが乾燥です。乾燥すると肌に含まれる水分量が減少し、表面のハリが失われます。その結果、たるんで見えるようになるのです。
編集部
ほかにも、たるみの原因はありますか?
田中先生
紫外線による肌の老化もたるみの原因となります。紫外線にはUV-A、B、Cという3種類があり、なかでもたるみの原因となるのはUV-Aです。日焼けの原因となるUV-Bと違って、UV-Aは波長が長く真皮にまで到達し、皮膚の内側にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。コラーゲンやエラスチンは肌にハリや潤いを与える働きがあるため、これらがダメージを受けることで肌がハリを失い、たるんでしまうのです。
編集部
たるみには様々な原因があるのですね。
田中先生
そのほかに、老化による筋肉の衰えもたるみの原因になり得ます。また、加齢によって土台の骨が萎縮することもたるみにつながります。特に骨が萎縮しやすいのは、おでこ、こめかみ、目の周り、鼻、顎です。これらの骨が萎縮することで、顔がたるんで見えるようになるのです。
編集部
ほかにも原因はありますか?
田中先生
体重の増減もたるみの原因です。たるみ予防のためには、一定の体重をキープすることが大切です。
編集部
フェイスラインがたるんでいるかどうか、どうやって見分ければいいのですか?
田中先生
例えば「以前と比べて顔が四角くなった」「フェイスラインがぼんやりしたと感じる」といった場合には、フェイスラインがたるんでいる証拠かもしれません。また、「頬骨の下がこけて見える」「ほうれい線が目立つ」なども、フェイスラインのたるみによるものです。そのほか、「口周りがもたついているように見える」「太っていないのに二重顎になっている」といったケースも、たるみが原因だと考えられます。
※この記事はMedical DOCにて<フェイスラインのたるみの治し方はご存じですか? 丸顔・面長・エラ張り、輪郭別おすすめの引き締め方を解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

