カリウムを摂りすぎると現れる症状とは?Medical DOC監修医がカリウムの一日の摂取量・効果などを解説します。
※この記事はMedical DOCにて『「コレステロールが高い人が控えた方がいい食べもの」はご存知ですか?医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
越川 愛子(管理栄養士)
保育園で食育や給食管理、栄養管理業務に従事しました。管理栄養士の資格取得後は、ドラッグストアを運営する会社でお客様への栄養相談や特定保健指導に携わりました。現在は保育園で子どもたちに食の楽しさや大切さを伝えられるよう、心を込めて給食づくりを行っています。
「カリウム」とは?

人体に必要なミネラルの一種で、成人の体内には約120gから200gが含まれています。遊離イオンやリン酸塩、たんぱく質との結合体としてそのほとんどが細胞内にありますが、ごく一部は血液やリンパ液などの体液(細胞外液)や骨にも含まれています。
細胞内液の浸透圧を調整して一定に保つ働きがあります。また神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっており、体液のpHバランスを保つ役割も果たします。さらに体内の過剰なナトリウム(塩分)を尿として排出する働きがあるため、高血圧を予防する効果があるとされています。
カリウムの一日の摂取量

必要なカリウムの量は、年齢や性別によって異なります。
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
生活習慣病の予防を目的とした目標量
成人男性(18歳以上):3,000mg以上/日
成人女性(18歳以上):2,600mg以上/日
また2012年に公表されたWHOのガイドラインでは、生活習慣病予防のために男女とも3,500mg/日を推奨しています。

