腹部エコー検査のメリット
腹部エコー検査には、以下のようなメリットがあります。
身体の負担が少ない
放射線を使わないため被ばくの心配がなく、痛みもほとんどありません。妊婦や高齢者にも安全に行うことができます。
リアルタイムで表示される
超音波画像はリアルタイムで表示されるため、その場で異常の有無を確認できるのが大きな利点です。必要に応じてすぐ追加検査へつなげることも可能です。
早期発見されやすい
がんの種類にもよりますが、肝臓や腎臓などのがんを数cm以下の段階で発見できることもあります。肝臓や胆嚢、腎臓のがんにおいて、健診エコーで見つかったがんの方の方が、何らかの症状が出てから病院で分かったがんの方よりも生存率が高いという報告もあります。
肝炎ウイルス陽性の方などは肝がんの発症リスクが高まります。こうした方は、エコー検査を定期的に行うことで、がんの早期発見やその後の生存率向上につながる可能性があります。
腹部エコー検査のデメリット
検査にはそれぞれメリットとデメリットがあります。ここでは、腹部エコー検査のデメリットについて紹介します。
検査しにくい臓器がある
胃や腸はガスを多く含むため、超音波が通過しにくく観察が難しい臓器です。これらを詳しく調べたい場合は、胃カメラ(上部消化管内視鏡)や大腸カメラが推奨されます。
検査しにくい人がいる
肥満や内臓脂肪が多い人、腹部ガスが多い人では、画像が不鮮明になる場合があります。その場合はCTやMRIで補完します。

