ストレス性胃炎の前兆・初期症状について
ストレス性胃炎では、胃もたれや胸やけ、胃の痛み、吐き気、嘔吐などさまざまな症状を認めます。
同じような症状を示し、ストレスが原因となる疾患に「機能性ディスペプシア」があります。ストレス性胃炎では胃腸症状に加え内視鏡検査で胃粘膜の炎症が確認されるのに対し、機能性ディスペプシアでは症状を認めても内視鏡検査で異常が見当たらないことが特徴です。
ストレス性胃炎の検査・診断
ストレス性胃炎が疑われる場合には、問診や上部消化管内視鏡(胃カメラ)を用いた内視鏡検査などが行われます。
問診では、症状や症状が出現するきっかけとなった事柄などを確認します。
内視鏡検査では、胃の粘膜に赤みや潰瘍、出血がないかなどを調べます。
何らかのストレスが生じており、内視鏡検査で胃の粘膜に炎症を認めればストレス性胃炎と診断されます。
一方、ストレスや腹部症状があるにも関わらず、内視鏡検査などで異常が確認できない場合には、機能性ディスペプシアと診断されることがあります。
このほか、類似の症状を示すことがある「胃潰瘍」や「胃がん」などの疾患と鑑別するために、血液検査や腹部のX線検査などを行うこともあります。

