
海外旅の醍醐味の一つはその土地の食べ物だ。オセアニアを旅する中で現地の人にすすめられた「植物を串に刺して煮込んだもの」の正体が予想外だった。
漫画家の五箇野人(@gokayajin)さんは、ゲッサン(小学館)で連載中の「海外 縁にまかせて歩くだけ。」など、海外体験を描く人気の作家だ。2024年に公開した作品では、いろんな意味で予想外な現地の食べ物、「たけのこの煮物」との遭遇を取り上げている。
X上では「たけのこの煮物とか一気に和食感ある」と反響を呼んだ。五箇野人さんのブログには、見慣れたたけのこが串に刺さっているという異文化と親しみが混然一体の実物写真も掲載されている。そんな同作のこぼれ話を五箇野人さんに聞いた。
■南半球の島国でたけのことの出合い




まさかの日本と共通するグルメとの遭遇を描いたエピソードだ。「植物を串に刺して煮込んだもの」と説明されたとき、どんな料理を想像されていたのだろうか。
「常夏の島国だったのでここに着くまでも南国特有の植物や果物をたくさん見ていて、頭の中では完全にトロピカルな植物を想像していました」と五箇野人さんは答えた。
たけのこの煮物という異国で聞くとは思わないようななじみ深い料理だが、あらためてそのときの感想を尋ねた。「東アジアのエリアならまだしも、そうではない場所でたけのこを食べる文化があること自体が完全に予想外でした」と語る。特に日本から離れて数週間経っていたため、「見た瞬間は意外性と懐かしさが混じり合った何とも言えない感覚になり思わず笑ってました」という。
取材協力:五箇野人(@gokayajin)
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