カロテノイドの効果とは?メディカルドック監修医がカロテノイドの効果・一日の摂取量・不足すると現れる症状・多く含む食品・効果的な摂取方法などを解説します。

監修管理栄養士:
工藤 恭子(管理栄養士)
専門学校を卒業後、栄養士として実業団のバレーボール部に所属し選手の食事作りに関わる。その後も第一子出産までスポーツ選手の栄養管理に関わり、出産後は専業主婦に。子育てが一段落してからフリーランスで大学教授の研究の手伝い、弁当屋の献立作成、産院での調乳指導等を経て、現在は市の保健センターで管理栄養士として、日々乳幼児から高齢者に関わっている。勤続7年目。
「カロテノイド」とは?

動植物に含まれる赤色、黄色、オレンジ色の色素成分を指します。カロテノイドには、β‐カロテン、α‐カロテン、β‐クリプトキサンチンなど、体内でビタミンAとして働く化合物(プロビタミンA)が含まれており、約50種類が知られています。これらは水に溶けにくく、油に溶けやすい性質を持っています。
カロテノイドは抗酸化作用を有し、活性酸素を除去することで、過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化を予防するとともに、老化やがんの発生リスクを低減する効果が期待されています。
カロテノイドは、大きく分けて分子内に酸素を含まない「カロテン類」と、酸素を含む「キサントフィル類」の2種類があります。
カロテノイドの種類

カロテン類
カロテン類は、緑黄色野菜に豊富に含まれるβ-カロテン、トマトのリコペンなどがあり、体内でビタミンAに変わります。そのため、プロビタミンAとも呼ばれます。
キサントフィル類
キサントフィル類には、みかんのβ―クリプトキサンチン、唐辛子のカプサンチンなどがあります。動物食品に含まれるカロテノイドとして、鮭やイクラのアスタキサンチンがあります。

