『腹黒な社内不倫カップルに復讐した話』は、ぽん子さんの友人の体験談を元にした描きおろし作品。今回は、上司との不倫を楽しむ後輩のマナ。誰もがマナの思い通りに動く現状を「ちょろw」と嘲笑うが、誰かに扉をドンドン叩かれる…。









■自分の欲望に正直な「悪女」の魅力
自分のかわいさに絶対的な自信を持っているマナ。かわいさで課長を魅了し、自身の昇進のために使っているように見えるが、ぽん子さんにマナの真意を聞いてみた。
「マナにとって『恋愛』は“武器”のひとつですが、必ずしも計算だけで動いているわけではありません。女性って、ときに“恋愛”と“利益”の境目が曖昧になる瞬間があると思うんです。自分でも『好きなのか』『得だから一緒にいるのか』わからなくなるような。結婚でも『年収を重視する』ってよく言われるじゃないですか。それも結局、“愛情”と“現実的な判断”が混ざっているだけでマナの行動もその延長線上にあり、課長への好意と打算が入り混じった状態なんですよね。結果的に利用しているように見えても、本人の中では“恋愛”の延長にあるつもりなんです」
主人公に対し「ブスに産んだ親を恨みな」と毒づくマナ。悪女っぷりが見ていて逆に心地よいが、悪女を描くのは楽しいのだろうか?また、スカッと漫画を描いていると悪女を描く機会も多そうだが、何か意識していることはあるのか聞いてみた。
「悪女って、描いていて本当に筆が進むんです(笑)。昔から“悪女”って、人を魅了してきた存在ですよね。自分の欲望に正直で、ブレーキをかけない生き方がどこか魅力的。今って“同調”や“よい子”が求められがちな時代だからこそ、逆にそういう自由な女性を描きたくなるのかもしれません。“逸脱した女性像”になんだか惹かれるんです。マナを通して、『人間ってこんな部分もあるよね』と感じてもらえたらうれしいです」






自分をさんざんバカにしてきた上司と後輩に、頭を使って反撃を開始する主人公。実話をもとにした漫画を、今後も楽しみにしてほしい。
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