「狭心症と心筋梗塞の違い」はご存知ですか?それぞれの症状も医師が解説!

「狭心症と心筋梗塞の違い」はご存知ですか?それぞれの症状も医師が解説!

心筋梗塞の主な原因

狭心症とほぼ同様で、心筋梗塞の主な原因は、冠動脈の動脈硬化です。前に紹介した、高血圧、喫煙、高LDLコレステロール血症は原因となります。加えて、以下も原因となるため、注意が必要です。代表的な3つをあげて解説いたします。

糖尿病

糖尿病は血管内皮を傷つけ、動脈硬化を進行させます。過食、運動不足、肥満、遺伝、ストレスなどが糖尿病発症の要因となります。初期には自覚症状が少なく、進行すると、全身倦怠感、喉の渇き、多尿、体重減少などがみられることが多いです。健診等で血糖が高値を指摘された場合は、内科や糖尿病内科を受診ください。

内臓脂肪型肥満

肥満、とくに内臓脂肪の蓄積はインスリン抵抗性という状態を起こし、動脈硬化を促進します。過食、運動不足、睡眠不足、ストレスなどが要因となります。体重管理と生活習慣改善が重要な予防策です。

ストレス

ストレスは交感神経を活発にして、血圧や心拍数を上昇させます。過労、不眠、人間関係の悩みなどが要因となります。生活するうえで、ストレスを避けることは難しいです。自分に合ったリラックス方法を見つけ、心身を休めながら自律神経のバランスを保つことが大切です。

狭心症の代表的な症状

胸痛をはじめとするさまざまな症状がみられますが、安静にすると数分程度で改善するのが特徴です。また、舌の下に投与するニトログリセリンを使用すると症状が軽快することも特徴です。

胸痛と胸部圧迫感

発作時に胸痛や胸部圧迫感が起こることが多いです。特に、労作時に多く、安静やニトログリセリン投与で改善します。思い当たる症状がある場合は、循環器科で相談しましょう。

左腕や喉の痛み

胸痛や胸部圧迫感とともに、左腕や喉に鈍い痛みが広がることがあります。主に労作で起きることが多く、安静により軽快するのが特徴です。症状が出ましたら、まずは安静を心がけましょう。ニトログリセリン投与も有効です。症状を繰り返す場合は、循環器科を受診しましょう。

息切れ

胸痛がはっきりせず、息切れとして症状が現れることがあります。特に、高齢者や糖尿病患者では「無痛性狭心症」として自覚症状が乏しい場合もあります。症状をくりかえす場合は、自己判断で放置せず、循環器内科を受診して、心電図・運動負荷試験を受けることが大切です。

配信元: Medical DOC

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