カリウムが不足する原因とは?Medical DOC監修医がカリウムの一日の摂取量・効果などを解説します。
※この記事はMedical DOCにて『「「カリウムを摂りすぎると現れる症状」はご存知ですか?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
衞藤 しおり(管理栄養士)
料理教室で製菓・製パン・料理講師として大学在学中から、約10年ほど従事する。結婚と出産を機に、保育園栄養士、小学校栄養士を経験し、管理栄養士を取得する。家族や自身の体調不良をきっかけに、分子栄養学に興味を持つ。現在では、管理栄養士として特定保健指導や、子ども料理教室、子ども食堂に携わりながら、分子栄養学に関する学びや活動を続けている。
「カリウム」とは?

人体に必要なミネラルの一種で、成人の体内には約120gから200gが含まれています。遊離イオンやリン酸塩、たんぱく質との結合体としてそのほとんどが細胞内にありますが、ごく一部は血液やリンパ液などの体液(細胞外液)や骨にも含まれています。
細胞内液の浸透圧を調整して一定に保つ働きがあります。また神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっており、体液のpHバランスを保つ役割も果たします。さらに体内の過剰なナトリウム(塩分)を尿として排出する働きがあるため、高血圧を予防する効果があるとされています。
カリウムの一日の摂取量

必要なカリウムの量は、年齢や性別によって異なります。
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
生活習慣病の予防を目的とした目標量
成人男性(18歳以上):3,000mg以上/日
成人女性(18歳以上):2,600mg以上/日
また2012年に公表されたWHOのガイドラインでは、生活習慣病予防のために男女とも3,500mg/日を推奨しています。

