3.糖尿病
愛猫のトイレの失敗が増えた場合、「糖尿病」を患っている可能性もあります。よく見られる症状のひとつに、おしっこの量が増えることが挙げられるためです。腎臓病と同様、「おしっこをしたい」と感じることが増えるため、必然的に粗相も増えるというわけです。
発症する原因は、肥満、運動不足、遺伝的要因など多岐に渡ります。体内のインスリンが不足したり働きが鈍くなることで血糖値が上昇し、慢性的な高血糖状態となるのです。トイレ失敗の他に、食欲が異常に増えたり、寝る時間が増えるといった症状が見られることもありますが、基本的に初期段階では気付きにくい病気といわれています。
トイレのトラブルや食欲の変化が見られた場合は、早急に動物病院で診察を受けましょう。また、太らせすぎないために、日ごろから食生活や運動習慣に気を付けることも大切です。
4.認知機能障害
高齢の猫の場合は、いわゆる「認知症」でトイレを失敗してしまうこともあります。人間でも見られる認知症ですが、猫も16歳を越すと発症率がぐっと上がります。
認知症に罹った猫は、トイレの場所が分からなくなったり、間に合わなくなってしまうことがあるのです。その他に、夜中に大声で鳴いたり、徘徊するといった行動が見られることもあります。
愛猫が認知症になったら、なるべくわかりやすい場所にトイレを設置してあげるといいでしょう。また、足腰が弱ってトイレをまたぐのも負担になるため、側面が低いデザインのトイレに変えるのもおすすめです。若いころより歩くペースも遅くなっているため、トイレの数を増やしてあげるといいかもしれません。

