デザイナーによる、キッチンの引き出しの中を使いやすく整頓するためのツールを作るDIYのYouTube動画が、完成したもののクオリティとともに、投稿者の語り口の面白さで好評です。
デザイナーのTommy(@TokyoSimpleLife)さんはYouTubeチャンネル「Tokyo Simple Life」で、「スタイルのあるシンプルでミニマム」な暮らしを実現するインテリアやDIY、ライフスタイルの提案などを発信しています。
紹介する動画は、自宅のキッチンにある引き出し収納を使いやすくDIYするというもの。中に入れたカトラリーなどのキッチン小物が取り出しにくく、整理しても開けるたびにものがズレてしまうことに困っていたそうです。
「自分で作った方が早い」ので……
市販のプラスチックトレーで整理しようとしたTommyさんですが、引き出しにうまく収まるサイズのものは見つからず、「自分で作った方が早い」という結論に。
DIYにあたり、既製品を買うより時間と労力が掛かるのが「シャク」という理由で、「誰でも持っている材料と道具だけで30分で完成させることを目指す」とハードルを自分に課しました。
「3DCAD」「ミニテーブルソー」を駆使して制作
収納トレーの材料には、Tommyさん曰く「どこの家庭にでもある端材の合板」を使用。
作り始める前に、引き出しの中のカトラリーなどのキッチン用品をすべて出し、使いやすくてきれいな置き方のレイアウトを検討します。配置が決まったら、収納に必要な空間を採寸。合わせて、引き出しの奥行きや深さなども測ります。
設計には手描きよりも早く正確で、「令和の大人はみんな使って」いるという「3DCAD」を採用。なんだか「令和の大人」の基準が高すぎる気がしますね……。
簡単に作れるシンプルな構造に設計されていますが、ひとつの収納で完結するのではなく2部構造にしています。その理由は「できてからのお楽しみ」とのこと。
設計が済んだら、材料取り(合板から無駄なくパーツを切り出す)の計算をし、墨出しをします(合板に設計図面の内容を写す)。
そして、「どこの家庭にでもある」という「ミニテーブルソー」を使用し、合板を墨に沿ってカットします。DIYが人気の今、一家に一台「ミニテーブルソー」があるのは当たり前なのかもしれません?
断面をヤスリがけし、出た粉を水拭きしたら、組み立てに取り掛かります。時間短縮のためパーツの接着には速乾タイプの木工用ボンドを使用。くっつけたところをマスキングテープや輪ゴムを使って固定し、効率よく組み立てます。
組み立てが終わったら、重しをのせて木工用ボンドを乾燥させます。最初の重しはMac Press(Macのノートブックを乗せる)でしたが、重量不足によりstool press(イスを乗せる)に変更していました。
最後に角を紙やすりにかけるなどの仕上げをして完成! ちなみに30分では終わらなかったそうです。

