
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ノグチマリコさんが自身の体験を元に描く『体調不良日記』をピックアップ。
ノグチマリコさんが9月28日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、5,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、ノグチマリコさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■続く体調不良の原因

ある時、作者のノグチマリコさんは、10日を過ぎても終わらない生理に自身の体調不良を感じ始める。チャッピーことチャットGPTにも病院へ行くことを勧められ、翌日婦人科を受診する。結果、ピルで出血を止めてからがん検診をすることに。
その後、買い物や家までの階段を上るだけで息切れがしてしまうノグチさん。食欲もなく、ピルの副作用にも悩む。
体調不良のまま、辞めることが決まっていたキャンプ場の仕事に行っていたが、体を動かすことも辛く、できる限りデスクワーク中心で働いていた。
無事薬が効きがん検診を受診するも、その後発熱し、体調はより悪くなっていくノグチさん。そして婦人科だけでなく内科も受診することに…。
作品を読んだ読者からは、「去年の私の話かと思った」「わたしと症状が似てる」「笑えないけど笑わせられる」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・ノグチマリコさん「誰かの心を軽くできたらいいなと思ったのがきっかけ」

――『体調不良日記』を漫画作品にしようと思ったきっかけや理由などをお教えください。
今年の8月から体調を崩したんですが、生理の異常に始まり、買い物に行っただけで息切れしたりごはんが食べられなくなったりなど、これまで経験したことのない不調でしかも原因も分からずとても不安でした。
そんな時にある方の入院レポ漫画を読みました。
作者さんにとっては大変な経験だったはずだと思うのですが、かわいい絵柄で作者の方の人柄の暖かさや優しさが滲み出ていて、読んでいるうちに心が軽くなるのを感じました。
それで私の体験もただ「大変だった、辛かった」で終わらせるのではなく、誰かの心を軽くできたらいいなと思ったのがきっかけです。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
病気の最中はいつになれば治るのかとか、したいことが何もできない焦りとかで当時はすごく落ち込んでいたんですが、漫画では描写が暗くなりすぎないように気をつけています。
体調悪い時は不安になったり怖くなったりすることもあるけど、それは自然なことで悲観することじゃないと感じてもらえればいいなと。
あとは漫画にはうちの犬のナナもちょいちょい出てるのですが、ナナは私が体調悪かろうと落ち込んでいようと寄り添って慰めてくれるとか全くしない犬です。
私がしんどくて寝ていればその腹に飛び乗って撫でとおやつを要求してきます。そんなとこも可愛いのでぜひ見てください。
――X(旧Twitter)の投稿には多くのいいねやコメントが寄せられましたが、特に印象に残っているコメントなどはありますか?
いただいたコメントはどれもすごく嬉しくて、いつもニマニマしながら読ませていただいてます。
特に、同じように体調を崩されてる方に共感いただいたりすると「一人じゃないんだ」と感じてとても元気をもらえます。
体調不良に悩まされている方がたくさんいるのは心配なことですが、みんなで無理せず強く生きてこうねと励まし合える感じが心強いです。
貧血に効く食品やレシピ教えていただけたのもすごく助かってます!
――ノグチマリコさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
体調不良日記はまだ体調が治りきってなくて今後どうなっていくか分からない時に半ば見切り発車みたいに描き始めたのでどこに着地するか分からなかったのですが、最近やっと体調が安定してきたので無事ハッピーエンドで終わらせられそうです。
旅行が好きなので次は旅行レポなど描きたいなと思っています。ニュージーランド一人旅のレポも途中になってますし。
あとはキャンプ場辞めちゃったのでイラストレーターとしてしっかり仕事を獲得していきたいです!お仕事のご依頼お待ちしてます!
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
体調不良日記を読んでいただいてありがとうございます!
おかげさまで熱も下がったしご飯も食べられるようになってきました。ラーメンが食べられる日も近いと思います。
今の世の中、やらなきゃいけないこともやりたいこともたくさんあって、誰もが忙しい日々を送っていることと思います。
その中でつい自分のケアが疎かになってしまったり体調の変化を無視してしまうこともあるかもしれません。
でもそんな時こそ休息も大切にしてください。無理して体調を崩してはまた元気になれるまで時間がかかってしまうこともあります。
ぜひ自分の体を大切にしてください。やりたいことはそれからできっと遅くないです。
皆さんの健康を心からお祈りしています。

