通勤のため、普段は駅まで自転車を使っていたあおさん。雨の日に同じマンションに住むみどりさんに声をかけられたことをきっかけに、ほぼ毎日駅まで送ってもらっていました。
ある日、習い事の体験教室で出会った2人。あおさんはまだ習い事をすると決めてないみどりさんに、「行き始めたら息子の送迎をしてほしい」と図々しいお願いをしてきます。
体験教室のあと、あおさんはみどりさんからの返事がなくて、やきもきしていました。
思い通りにいかないことに腹を立てたあおさんは…











みどりさんからの「習い事をやってみることにしました」という返事によろこぶあおさん。しかし「送迎はできません」とも書かれていました。
「同じマンションなのにどうして!?」とムッとします。
みどりさんが送ってくれなければ、習い事には毎週電車で送迎しなければなりません。
あおさんは「絶対に説得してやる!」と、みどりさんに再度お願いします。
しかしみどりさんの答えはNO。
メッセージのやりとりではらちがあかないと思ったあおさんは、次の日保育園で直談判することを決意したのでした。
直接ではありませんが、はっきり「送迎はできません」と断ったみどりさん。しかしあおさんには響きません……。
◇ ◇ ◇
あおさんがみどりさんの気持ちに気づくには、どうすればいいのでしょうか。車を持っていないあおさんですが、想像はできるはずです。
自分が毎朝ママ友を送り、それに加えて習い事の送迎までする姿を想像して、みどりさんに大きな負担がかかることに気づいてほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

