
主人公の女子高生・筒井光は入学早々「格闘女子」「武闘派」「ケンカ強そー」と噂をされていた。それが原因で柔道部エースで生徒会長の真壁佑(たすく)に目を付けられるハメに…。「格闘女子も柔道部エースにはかなわないんだ」と影で笑われていたが、そもそも光は「格闘女子」なんかではなく…!?
病弱だった光は幼い頃から「リーボック・マーシャルアーツ」を習っていただけだった。「リーボック・マーシャルアーツ」は格闘技ではなく健康のためのエクササイズなのだが、“マーシャルアーツ”という言葉だけが一人歩きし、「武闘派」「格闘家」と噂を呼び、婉曲して「ケンカ強そ-」「乱暴者」という誤解を生んでいたのだ。

本作『武芸は恋をタスク!?』を描いたのは、「ジャンプルーキー!」にオリジナル漫画を掲載している夏野ばな菜(@NatsunoBanana)さんである。本作は主人公・光と、光のことを実は誰よりも理解している柔道部エースの真壁の焦れったい恋物語である。夏野ばな菜さんに本作について話を聞いてみた。

――本作は焦れったいラブロマンスですが、ここまでドストレートなラブストーリーは夏野さんには珍しい作品ですね!
そうなんです。自分でも読み直したんですけど、「恥ずかしい!!」一択です。この作品をSNSに載せようか、やめようかを10分おきに繰り返すくらい…!!でも、載せなきゃこのまま埋もれて誰も知らないままだし、と恥をかき捨てる思いで載せました!
いやでもやっぱ恥ずかしい…。漫画はジャンルにとらわれず描いている私ですが、基本ロマンスよりコメディが好きなんだなと実感しました。
――「リーボック・マーシャルアーツ」という一般的にはマイナーなスポーツを題材に取り上げたきっかけは?
マーシャルアーツだと武芸・格闘技になるんですが、リーボック・マーシャルアーツは格闘技の型を取り入れたエクササイズなんですよね。「マーシャルアーツ」という言葉だけ聞くと強そうなのに、実は健康のための運動だった、というオチに使いたく、このスポーツを題材に選びました。
――現在、リーマンラブコメディ漫画『SSS』を連載中の夏野さんですが、『SSS』の見どころについて教えてください。
『SS』という元になった作品がありまして、そちらは主人公「榊 真也」の生き方そのものを描いています。遅くに訪れた初恋にどうしていいかわからず、「どんだけ溺愛すんねん!」とツッコミたいくらい、初恋相手のしおりを溺愛するストーリーです。
そして続編の『SSS』ではしおりと無事結婚し、家族も増え、落ち着いたので周りに目を向けています。会社・仲間・友情や嫉妬、妬みなどもある中、前を向いて実直な性格で打破していく姿を描いています。
毎日をしんどいと思っている方が読んだとき「そんな生き方もあるんだ。やっぱ真っ直ぐ生きよう」と思ってくれたらいいなという気持ちで描いているので、そういうところが見どころです!

これまで企業漫画や子ども向け学習図鑑の挿絵などの仕事経験がある夏野さんは「新規のお仕事も募集中です!」とのこと。本作を読んで夏野ばな菜さんの作品が気に入った人はぜひほかの作品も読んでみて。
取材協力:夏野ばな菜(@NatsunoBanana)
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