
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『黒子ちゃん。』の1エピソード『ライバル現る』を紹介する。作者のしゃろん。さんが、8月28日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.6万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、しゃろん。さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■友達を家に呼べると喜ぶ黒子ちゃん。

白月煉は、小学・中学のテストでずっと1番だった。しかし、中間テストで黒子雪にその座を明け渡してしまう。自分が負けるなんてありえないと考えた白月は、黒子の不正を疑った。
黒子が不正しているであろう証拠を、仲良くなって見つけ出そうとする白月。白月は黒子に近づき、家で勉強会をしたいと伝える。黒子は素直にその言葉を受け取り、家に招き入れようとするが…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「弟が辛辣」「委員長の発言が不穏」「黒子ちゃん頭いいのか」「ロックオンされた」など、多くのコメントが寄せられている。
■こだわりは主人公「黒子雪」を愛おしく描くこと

――『黒子ちゃん。』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
自分が生み出したオリジナルのキャラクターを「世間に知られたい!評価されたい!」と思ったのがキッカケです。
――『黒子ちゃん。ライバル現る』では、黒子雪のセリフだけで喜んでいる姿を想像できました。本作を描くうえで「こだわっている点」や「特に時間をかけている箇所」があればお教えください。
こだわっている点はとにかく、主人公「黒子雪」をいかに愛おしく描くか...です!愛おしい主人公を描く事が出来れば、その主人公と関わる他のキャラクターも自然と魅力的に映るようになると思っているので!時間をかけている箇所は「表情」です!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
黒子霧(次男)の「フン...毎朝俺と勝負(あっち向いてホイ)してるからな そう易々と倒せる相手じゃないぞ」ですね!どんだけ妹のこと好きやねん!という(笑)大変愛おしいと思っており大好きなシーンです
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
恥ずかしいですが自分の過去のミスとかから...ですかね。家族にメッセージを送ろうとして間違えて学校のグループに誤爆する回があるのですが、あれとか完全に実話です...
――X(旧Twitter)の投稿には、多くの多くの“いいね”やコメント、推察が寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。
読者の皆さん、本当にものすごくキャラクターの性格を熟知していて...それこそ作者の私よりも熟知してそうな人もいたりして驚いています。様々な視点からのコメントが届くので毎回とても楽しんで読んでおります。
――今後の展望や目標をお教えください。
夢はでっかく...なので、やはり「アニメ化」でしょうか!!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも読んでいただきありがとうございます!!!!所々で不穏な描写(長男関係)が挟まったりしますが、基本的にハッピーエンド主義者なので悲しい結末になる事はありません。安心して読んでください!これからもよろしくお願いします!

