ナーシングホームを選ぶ場合の注意点
最近、末期癌の方やパーキンソン病の方専門のナーシングホームを運営する会社も増えてきています。
何故なら、一般的な老人ホームは介護保険と月額利用料が主な収入源ですが、ナーシングホームは、これに加えて医療保険収入を得ることが出来、客単価が倍以上になるため、介護事業の経営者としては大変魅力的なものとなっています。
飛びつく事業者も多く、ハウスメーカーが新たな収益源として地主に土地活用提案をしているのが現状です。
ですから、ナーシングホームを選ぶ場合に重視すべき点はサービス力となります。
「看取りケア」と一言で言ってもサービスを提供するためには経験が必要です。
一朝一夕で出来るものではないということをご認識ください。

ナーシングホームを選ぶ際の注意点として、専門医ときっちり提携できているかということが挙げられます。
パーキンソン専門ホームなら在宅医療に長けた神経内科の医療機関、看取りなら緩和ケアの専門医と提携関係を結んでいるか。
また、その医療機関の医師・看護師は使命感を持って医療提供出来ているかをご確認ください。
また、ホームに在籍する看護職員(ホーム運営会社が運営する訪問看護ステーションがサービス提供する場合はそこに在籍する看護職員)が、看取りケア等に精通しているか、例えば、30室以上のナーシングホームではそういう看護職員が最低5人以上在職しているかの確認も必要となります。
そういう看護職員が複数在籍していれば、介護職員への教育も充実したものとなり、介護職員のスキルも上がっているはずです。
残りの注意点としては、医療費の自己負担額があります。
月額利用料が安価でも、医療保険の自己負担額が多くなる場合もありますので、こちらについては、ご入居の際にホーム側にご確認下さい。
下記にて編集部おすすめのナーシングホームをご紹介いたしますので、ぜひご覧ください!


