咳が出る場合の対処法
咳も気温の変化や空気の乾燥などで起きることがあります。少しくらいの咳の場合は、病院へ行かずに様子を見ても大丈夫です。室内の湿度は50~60%に保ちましょう。保育所では加湿器をずっとつけていますが、暖房もしているのでなかなか湿度が上がらないこともあります。そんなときは、濡れたタオルを室内に干しています。
また、1時間に1回10分の換気をし、空気の入れ替えもおこないます。また、こまめに水分補給をして様子を見ましょう。寒くないように部屋を暖めると思いますが、「子どもの体を温めよう」と思って、洋服を多く着せ過ぎると余計に咳が出ることがあります。
私たち大人も経験してきたことですが、咳は思った以上に体力を消耗します。
熱がなくても、
・息づかいが荒い
・寝ているときに咳き込んで眠れない
・ゼイゼイと呼吸している
・水分や食事がとれない
などの症状がある場合は病院を受診しましょう。
熱がある場合の対処法
高熱が出ているときは病院へと判断しやすいかもしれませんが、判断しづらいのは微熱の場合。感染症法では37.5度以上が発熱。38度以上が高熱と言います。熱が高い場合も、たとえば突発性発疹などは、いきなり40度近くの熱が出るのに機嫌はそう悪くはないという病気もあります。
熱が出た場合、発疹はないか、水分はとれているか、機嫌は悪くないかなど、子どもの全身状態を確認するようにしましょう。発熱の多くは、遅くても3~4日ごろに下がり始めます。

