受診の目安
以下の様子が見られる場合は、病院を受診するように保育園ではお伝えしています。
・吐いたり下痢をしている
・水分を受け付けない
・機嫌が悪い
・顔色が青白い
・呼吸が苦しそう
・ぐったりしている、元気がない
・3日以上、熱が下がらない
・突然38度以上の熱が出たとき
・生後3カ月未満の38度以上の発熱
食欲はないが、水分がとれていて機嫌がいい場合、たとえば夜の場合なら翌日に受診を考えるなど様子をみてもいいでしょう。また、熱が微熱程度でも、あきらかに様子がいつもと違う場合は受診しましょう。
病院へ行く際は、
・熱がいつから上がり始めたか、何度あるか?
・熱以外の症状は?
・水分や食事はとれているか?
・おしっこは出ているか?
などを伝えられるようにしておくとスムーズです。
「風邪気味かな?」と思ったときは、家でできるケアをしてあげるだけで、赤ちゃんもラクになりますので実践してみてくださいね。
※発熱等の症状がある場合など、新型コロナウイルスに罹患した可能性がある場合、小児については、小児科医による診察が望ましく、受診・相談センターやかかりつけ小児医療機関に電話などでご相談ください。
作画:山口がたこ
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。

