
SNSで子育てのエッセイ漫画を公開しているちゅーぴふるライフ(@chupeful___life)さん。原作は大浦力さん、作画はSachikoさんが担当し、SNSの公開や更新などを妻が対応している。幼い愛娘が登場し、何気ない日常がリアル&コミカルに描かれている。今回は、原作者の大浦力さんに本作を描いた理由や子育ての裏話などについてインタビューした。
■「人生でたった一度きり」の成長を記録したくて



本作を描こうと思った理由について、大浦さんは、「不妊治療を経て、40歳直前に待望の第一子が誕生しました。とにかくかわいくてかわいくて(笑)、人生でたった一度きりの娘の成長を何かに残したくて始めました」と、創作のきっかけを語った。
パパ目線で描かれる育児エピソードはどれもリアルだが、「娘との思い出の記録なので、すべて実話です」とのこと。
■「親以外の存在」が子どもの成長を促進する
育児に関する余談として、大浦さんは「育児は当事者である両親以外の存在で、子どもの成長が促進されるんだなと自覚することが増えています」と語った。ご自身の職業柄、娘が仕事関係の人たちに会うことが多いが、「誰か(親以外)に会った翌日は、教えていない言葉を話し始めることが多々あり、いつも驚きます」という。「身勝手かもしれませんが、親だけでなく多くの人々に支えられて子どもは育っていくんだなと日々感じています」と、周囲への感謝を述べた。
■「子どものプロ」として、娘と一緒に成長する
子育て中の読者に向けたメッセージでは、まず「子育ては大変」というリアルな感想に触れつつも、「向こう100年を生きる人間の記憶や思い出に参加できることで、大変という思いが僕にはやや薄めです」と、子育ての大きな喜びを語った。
「睡眠時間はないし、お金もかかるし、スーパーでは走りまわるし(笑)、大変なんですけどね」と、大変さを認めつつ、「子どもからしたらいきなり生まれて、何もかもわからないわけですから、子育てはきっと親も子どもも大変だと思うんです」と、子ども側の視点に立つ。
そして、「僕は子どもが生まれて、すぐに親になれるとは思っていません。これから一緒に成長するんだと」というスタンスを明かした。
さらに、「何より親になる前は僕の場合40年も子どもをやってきたので、もはや子どものプロだと思ってます(笑)。だから、子どもの気持ちをまず『理解しなきゃなー』と思って子育てをしています」と、ユニークな育児観を披露した。
「そんなスタンスで、ただかわくて仕方ない娘との日々を綴った作品ですので、どうか温かい目で見守っていただければと思います」と締めくくった。
本作は夫婦の子育て体験をもとにリアルに描かれ、子育ての経験がある人なら共感してしまうことが多いだろう。子育てについて興味のある方は、この機会にぜひ読んでみてください。
取材協力:大浦力(@chupeful___life)
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