【7】高湯温泉

吾妻山連邦の中腹、標高約750mの場所に沸く名湯で、開湯400年を超える歴史ある古湯です。
山形県の蔵王温泉と白布温泉と並ぶ奥州三高湯と言われています。
昔ながらの湯治場の雰囲気を持つ共同浴場「あったか湯」や、茅葺屋根の湯小屋が名物の温泉旅館「玉子湯」などで良質な名湯をかけ流しで堪能できます。
福島市内から車で30分程でアクセスできる、福島でも人気の温泉地です。


【8】飯坂温泉


日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の際に病を癒しに訪れた歴史が伝わる古湯で、宮城県の鳴子温泉と秋保温泉と合わせて奥州三名湯の一つです。
温泉街を流れる摺上川(すりかみがわ)沿いに大小様々な温泉宿と、9ヵ所の素朴な共同浴場があり、湯めぐりが楽しめるのも飯坂温泉の魅力です。中でも日本武尊も立ち寄った伝説が伝わる「鯖湖湯」と、摺上川にせり出して建てられている「波来湯」は人気の浴場です。

【9】土湯温泉


阿武隈川の支流「荒川」の渓谷に沿いに温泉宿が軒を連ねる温泉地です。土湯系こけし発祥の地でもあり温泉街では橋の欄干など至る所でこけしの姿を目にすることができます。
また土湯温泉は源泉の数が多いことが特徴で10種類以上の泉質が楽しむことができます。多くのホテルや旅館で日帰り入浴を行っていますので、いろんな泉質の温泉をはしごできるのは土湯温泉の最大の魅力です。


【10】岳温泉

安達太良山の麓にある温泉地で、全国でも珍しい天然の酸性泉のお湯を楽しむことができます。通りに面した外湯「岳の湯」では気軽に良質な岳温泉のお湯を楽しむことができます。
坂道に沿って温泉街が整備されており、足湯などを楽しみながら温泉街をゆっくりと散歩できます。


【11】磐梯熱海温泉


800年以上の歴史を持つ温泉で、源頼朝の家臣であった伊東祐長が当地を治めた際に、地元の熱海を偲んで名付けたのが名前の言われとされています。
泉質はアルカリ性の単純泉で、刺激の少ないなめらかな泉質で「美人の湯」として親しまれています。また、萩姫と呼ばれる美しい姫が湯治に訪れ、温泉につかると瞬く間に病から回復し元の美しい姫の姿に戻ったと伝わる伝説もあり、現在でも美人の湯として知られている温泉です。


【12】いわき湯本温泉

愛媛県の道後温泉と兵庫県の有馬温泉と並び、日本三古湯の一つとされる温泉です。開湯1300年以上の歴史ある温泉地では、駅前や商店街に足湯や公衆浴場、温泉神社などがあり町中に自然と温泉が溶け込んでいます。
江戸時代の建築様式で再現された外湯「さはこの湯」は地元民にも、観光客にも人気の浴場で、岩風呂や檜風呂、打たせ湯などで良質な温泉が楽しめます。


