■「鼻つぶれてない?」配信中にコメントされ、整形を決意。40万と提示されたけど…?



本作の制作のきっかけは、「以前からXで整形に関する情報を発信されていて相互フォロワーでもある、かわうぽさん(@ro8000g)が今年の春ごろに投稿されたポストを拝見したことです。その内容は、かわうぽさんが整形を失敗したクリニックで、同じ執刀医の被害に遭ったフォロワーさんと情報交換をしていたところ、裏切られてしまったというものでした。同じ苦しみを持つ方から裏切られるという事実に衝撃を受け、改めてかわうぽさんのご経験を知り、ぜひこのお話を漫画にさせていただけないかと、私からDMで直接お声がけしました。」と話す。




整形の広告を見て「このくらいなら出せる」と思い、カウンセリングを受ける人も多いのではないだろうか?しかし、業界に詳しいうみのさんは、「残念ながら広告の価格は、最もシンプルな施術の最低料金です。実際にカウンセリングに行くと、『せっかくやるなら、効果も長持ちしてきれいに仕上がる方法がありますよ』『腫れを抑えるために、このオプションはつけましょう』といったアップセルで高額なオプションと別の施術をすすめられることがあります。もちろん本当に必要な提案もありますが、気づけば最初の価格から数倍の金額にまで膨れ上がっている、といった事例もよく耳にします」という。



そこで心構えとして、「まず、カウンセリングに行くときは『話を聞くだけ』という気軽な気持ちで行くべきだと思います。その日に契約せず、一度持ち帰って冷静に考えることをおすすめします」とアドバイスする。漫画のように、「今日ならすぐにできる」と割引を提示するクリニックもある。



本作でこだわっているところは、「作品の最後には主人公に救いがある終わり方になるように描いてます。あとは、顔漫画にならないよう構図を工夫したり、ブログ連載では読者さんの意見や反応を見ながら、読みやすくなるよういろいろ描き方を試行錯誤してます。また、目はそのキャラの本心を映し出してると思っているので、見せ場のときには1番力を入れて描くようにしてます」という。


うみのさんは、「『人生もっとうまくやれたのに〜港区女子の絶望と幸せ〜』が発売されました。現在は、新たに次回作を制作中です。来年またお披露目できるよう頑張りますので、温かい目で見守っていただけると幸いです!」若さをお金で買う港区女子も本作もリアルな作品が見どころだ。
4万9800円の広告からスタートした整形は20万円かけて失敗におわり、さらに100万かけて整形したのに鼻はピノキオみたいになってしまった!思うような形にならない主人公の結末は?『整形失敗しました〜失った顔と心を取り戻すまで』は、現在ブログやSNSで連載中!気になる人は、ぜひ続きをチェックしてみて。
取材協力:うみの韻花(@umino_otoka)
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