就活への有利性は「どちらでもない」が最多
興味深いのは、MBTI診断が就活で有利になるかという質問に対し、最も多かった回答が「どちらでもない」(61%)だったことです。「とても有利になる」「やや有利になる」を合わせても26.7%にとどまり、多くの学生はMBTI診断で有利・不利が決まるとは考えていないことがわかりました。
採用面接での質問には4人に1人が否定的
企業の採用担当者からMBTIタイプを聞かれることについては、25.6%の学生が「全く嬉しくない」「あまり嬉しくない」と否定的な反応を示しました。一方で「とても嬉しい」「やや嬉しい」と肯定的に捉えた学生も28.4%おり、ほぼ拮抗する結果となっています。
この結果は、MBTI診断を自己分析には活用したいが、採用選考の材料として使われることには抵抗感を持つ学生が少なくないことを示しています。

