上司との相性は「気にしない」が4割
入社後の上司のMBTIタイプとの相性については、「あまり気にしない」「全く気にしない」と答えた学生が41.2%でした。最も多かったのは「どちらでもない」(30.8%)で、多くの学生が職場での人間関係におけるMBTIの影響について深く考えていない実態が浮き彫りになりました。
企業の採用現場に求められる気配り
今回の調査から、MBTI診断は就活生にとって有効な自己分析ツールとして活用されている一方で、採用選考での使用については慎重な姿勢が求められることがわかりました。株式会社Synergy Careerは「就活で役立つと評価する学生と無関係と考える学生が二極化しており、採用現場でMBTIを取り扱う際には、就活生の反応に十分配慮する必要がある」と指摘しています。
自己理解を深めるためのツールとして普及が進むMBTI診断ですが、就職活動における位置づけについては、学生と企業の双方でさらなる議論が必要といえそうです。
(LASISA編集部)

