脳貧血の前兆となる初期症状
脳貧血の前兆と思われる症状はいくつか挙げられます。
他の病気が潜んでいることも考えられますので、気になる場合は早めに医療機関を受診してください。
立ちくらみ
急に立ち上がった時に目の前が暗くなり、ふらつきを感じる状態が立ちくらみです。
急激に動いた時の反動で脳貧血が起こる場合がありますので、ゆっくり立ち上がるように気をつけましょう。
一時的なものであればさほど心配はいりませんが、頻繁に起こる場合や、気持ち悪くなったり失神したりする場合は他の病気の可能性も考えられます。
心当たりがあれば内科を受診してください。
めまい
「めまい」も脳貧血の際によく見られる症状です。
目の前がぐるぐる回るだけではなく、足元がふわふわした感じになる種類のめまいもあります。
それぞれ「回転性めまい」「動揺性めまい」と呼ばれます。
対処としては、まず安静にすることです。
また、普段から規則正しい生活を心掛け、自律神経系のバランスを乱さないようにしておくことも大切です。
めまいの症状だけではなく、ものが二重に見えるなど視界がおかしい、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合は脳卒中などの緊急性の高い疾患が疑われますので、その場合はためらわずに救急車を呼んでください。
頭痛
頭痛にはさまざまな種類があり、片頭痛や身体・精神にかかるストレスが原因とされる緊張型頭痛、強烈な痛みを伴う群発頭痛、また、他の疾患が原因となって起こる頭痛もあり、自己判断で放置するのは危険です。
頭痛が繰り返し起こるようでしたら、その原因をはっきりさせるためにも頭痛外来や神経内科、脳神経外科といった科を受診してください。
また、痛みがだんだん強くなる、吐き気や嘔吐を伴うなど、いつもと違う頭痛の場合は緊急性の高い脳の疾患の可能性もありますので、我慢せずに救急車を呼んでください。
脳貧血の主な原因
脳貧血は脳への血流が不足することで起こります。
では、その原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
低血圧
脳貧血が起きる原因として一般的なものに低血圧があります。
血圧が低いということは、全身に血液を送る圧力が低いということです。
すなわち、心臓より上にある脳への循環が悪くなりやすくなる場合があります。
生活に支障をきたす場合は内科または循環器内科を受診してください。
自律神経系の乱れ
通常時は血圧が正常の範囲内であっても、血液の流れや血圧、心拍数などをつかさどる自律神経系の働きが不調となると、脳貧血を招く場合があります。
自律神経系は生活リズムの乱れ、過度な飲酒、喫煙、運動不足、ストレスなどが原因でバランスを崩すことがありますので、規則正しい生活、適度な運動、ストレスコントロールなどが対策となります。
自律神経系の乱れによる身体症状はさまざまです。
たとえば動悸が一番強い症状である場合は循環器内科など、症状に合わせた診療科を受診してみてください。
脱水状態
発汗などで体内の水分が失われ、なおかつ適切な水分補給ができていない場合は脱水症状の恐れがあります。
脱水状態になると体内を循環する血液の量が減り、低血圧状態を招き、脳貧血リスクが高まります。
ふらつきなどの症状が出ているようでしたら、横になり水分補給をし、安静に過ごしてください。
症状が治まらない場合は内科を受診しましょう。

