
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、2025年8月8日にX(旧Twitter)に投稿された『感情が昂ると雨を降らせてしまう男の子の話』をピックアップ。
作者の大月キエさん(Xアカウント:@k_kieeeが本作を投稿されたところ、2,500件を超える「いいね」と共に多くの反響コメントが寄せられた。本記事では大月キエさんにインタビューを行い、本作について語ってもらった。
■感情が昂ると雨を降らせてしまう男の子が恋すると…?

龍神の末裔、九頭見くんは感情が昂ると雨を降らせてしまう。なるべく雨を降らせないように九頭見くんは顔を前髪で隠し、常に無表情を貫いているのだが…。そのせいで周囲から無口で何を考えているか分からないと距離を置かれている。
同じクラスの藤沢さんは、誤解されがちな九頭見くんを気にかけて、さりげなく助け舟を出している。心を閉じかけている九頭見くんと、優しくピュアな藤沢さん。「龍神は恋をすると幸運を呼び寄せる」昔の言い伝えが暗示する瑞々しい恋に「2人の学校生活、恋も楽しみ」「かわいい」「続き待ってます」など多くの反響が寄せられている。
■作者・大月キエさん「いつか続きを描きたい」

――『感情が昂ると雨を降らせてしまう男の子の話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
自分のことを「雨男(雨女)なんだよね」と言う友人や知人の話がいつも興味深くて、前から雨男・雨女の話はいつか描きたいなと思っていました。
話している本人はきっとそのせいでたくさん苦労してきたんだと思うのですが、聞いている側としては「そんなファンタジーめいたことが起こるなんて…!」とちょっとわくわくした気持ちになっていました。
怪談話より怖くなく、奇跡の話より遠くない、人によっては気のせいとも思えてしまうくらいの身近な不思議っていうのがまた良いなと思います。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
今回の漫画を描くにあたってネットで雨男エピソードを検索した際にも興味深いお話がたくさんあったのですが、やはり本人的には「苦労話」であることが多い印象でした。
周囲に迷惑をかけてしまったり、大事なイベント事が雨で台無しになってしまったり…。
そんなネガティブな一面もちゃんと見えるようにしようと意識しました。また、それと同時に影で責任を感じてしまったり、その都度工夫を凝らして乗り越えている優しい人の一面もきちんと描こうと思って漫画に落とし込みました。
――感情が昂ると雨が降るという設定が面白く、ロマンチックですが、生まれたきっかけがあればお教えください。
今まで少女漫画を描いてきたので、感情の揺れ動きを描くことを重要視してアイデアを考えていました。
雨男・雨女の雨を降らせてしまうトリガーが“感情の起伏”によるものだったら感情の揺れ動きが視覚的にも表現できて漫画として面白そうだなと思い、今回の作品に繋がりました。
――「2人の学園生活をもっと見たい」という声がありますが、続きを描くご予定はありますか?
この作品のアイデアを書き留めたノートに体育祭や学祭での2人のエピソードもあったので、いつか続きを描きたいなと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
最近は漫画作品も膨大な数が生まれていて、なおかつSNS上は情報の海といった状況の中、わたしの漫画を読んでくださり、「いいね」を押して反応してくださった方々がいることに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
すぐには更新できないかもしれませんが、1作でも多く作品を世に出せるように尽力してまいりますので、また作品を公開した際にはぜひ読んでいただけると嬉しいです!

