国内バーテンダーの頂点を競う「サントリー ザ・バーテンダーアワード 2025」優勝者決定!カクテル+バーテンダーにコンセプトを刷新

国内バーテンダーの頂点を競う「サントリー ザ・バーテンダーアワード 2025」優勝者決定!カクテル+バーテンダーにコンセプトを刷新

カクテルとバーテンダーの魅力にフォーカスしたコンペティション「サントリー ザ・バーテンダーアワード 2025」のファイナル(最終選考)が、2025年10月28日に東京ポートシティ 竹芝ポートホールで開催された。30回を数えた昨年の「サントリー ザ・カクテルアワード2024」からコンセプトを刷新した初のアワードで、神奈川県 N-BARの若林将太さんが優勝に輝いた。
優勝に輝いた若林将太さん(写真右)とサントリー執行役員 スピリッツ本部長の塚原大輔さん(写真左)
優勝に輝いた若林将太さん(写真右)とサントリー執行役員 スピリッツ本部長の塚原大輔さん(写真左)


■創作カクテルとバーテンダーの力量をダブル審査
同アワードを主催したサントリーは「洋酒文化の創造・発展」を目的に掲げ、1931年に日本で初めてカクテルコンクールを開催。1994年からは日本を代表するカクテルを決めるコンペティション「サントリー ザ・カクテルアワード」を継続的に開催してきた。サントリー ザ・バーテンダーアワード 2025は、カクテルだけでなくそれを生み出すバーテンダーの技術や個性、魅力にも焦点を当てるコンペティションとしてリニューアルしたものだ。
約500名の応募の中から選ばれたファイナリスト8名
約500名の応募の中から選ばれたファイナリスト8名


ファイナルには、約500名の応募者の中から、事前の書類審査、9月に行われたセミファイナルを勝ち抜いた8名のバーテンダーが参加。1st Stage審査では、世界に誇れる日本の洋酒文化を大会を通じて世界にも発信したいという思いから「あなたが世界に伝えたい日本発のカクテル」をテーマに、各バーテンダーが創作カクテルを作り、会場の審査員がジャッジした。
【写真】ファイナリスト8名の1st Stageカクテル作品
【写真】ファイナリスト8名の1st Stageカクテル作品


8名の中から2nd Stage審査に進んだのは、神奈川県 N-BARの若林さん(1st Stageカクテル作品名:鳳鳴)、大阪府 Cocktail Bar Hedonistの島直右さん(1st Stageカクテル作品名:Shiki)、客船 飛鳥Ⅱの土田勇人さん(1st Stageカクテル作品名:UCHIMIZU)の3名。2nd Stage審査では会場にバーの店内を模したステージを設け、来客役の注文に応じてその場でカクテルを創作する形で行われた。

2nd Stageのテーマは「新しい一歩を踏み出すお客様への一杯」。客の設定はそれぞれ異なり、どの客をどのバーテンダーが応対するかは客側・バーテンダー側ともに知らされていない。審査中に客との会話を通してどんなカクテルがぴったりかのニーズを引き出し、実際のバーテンダー業務の中で欠かせないホスピタリティである即興力や想像力を競うものだ。
神奈川県 N-BARの若林将太さん
神奈川県 N-BARの若林将太さん


1人目のファイナリストで登場したのは、N-BARの若林さん。担当したのは、仕事で独立することになった男性へのカクテルだ。若林さんは客との談笑を通しながら苦手な味などを聞き出し、「花束のようなカクテル」として、ジャパニーズクラフトウオツカ HAKU〈白〉をベースにバラの花をあしらったカクテルを創作した。
2nd Stageでは「新しい一歩を踏み出すお客様への一杯」を創作
2nd Stageでは「新しい一歩を踏み出すお客様への一杯」を創作


続いてのファイナリストは、Cocktail Bar Hedonistの島さん。海外赴任が決まった女性から「背中を押してくれるようなカクテル」と注文を受け、日本らしさを感じるカクテルを提案し、国産米100%のほのかな甘みが特徴のウオツカであるHAKU〈白〉と白桃のリキュールを組み合わせたフルーティーな一杯を手掛けた。
大阪府 Cocktail Bar Hedonistの島直右さん
大阪府 Cocktail Bar Hedonistの島直右さん


最後に登場した土田さんは、客船 飛鳥Ⅱに勤務するバーデンダー。恋人にプロポーズするという女性に向け、勇気がもらえるよう少しアルコールが効いた一杯を考案。テキーラの華やかさを活かしながら、桜のリキュールやカンパリなどを加えたカクテルを創作した。
客船 飛鳥Ⅱの土田勇人さん
客船 飛鳥Ⅱの土田勇人さん


実演後、1st・2ndの合計で審査が行われ、優勝者に選ばれたのは若林将太さん。優勝者を発表したサントリー執行役員 スピリッツ本部長の塚原大輔さんは、「素晴らしい戦いで感動的でした」と今回のアワードの感想を語った。
優勝した若林将太さんの1st Stage作品「鳳鳴(ホウメイ)」
優勝した若林将太さんの1st Stage作品「鳳鳴(ホウメイ)」


若林さんが1st Stage審査で創作した「鳳鳴」は、サントリーワールドウイスキー「碧Ao」やサントリーリキュール「KANADE〈奏〉桜」などをシェーク。氷を入れたグラスに注ぎ、自家製ティーソーダでグラスを満たし、仕上げに「KANADE〈奏〉桜」をスプレーしたドライフラワーを飾ったカクテル。塚原さんは「1st Stage審査で圧倒的な得点でした」と審査の決め手になったことを明かした。

若林さんは「本当に栄誉ある賞をいただけたことを大変うれしく思います。ファイナリストは強敵ぞろいで緊張しましたが、自分の伝えたいことは伝えられたと思います」と受賞への思いを述べた。トロフィーとともに副賞50万円、さらに内外のトップバーでのゲストシフトや蒸溜所視察の機会といったバーテンダー業の後押しも予定されている若林さんは「精進を重ねてバーテンダー力を磨いていき、より多くのお客様に居心地のいい空間を提供していきたい」と今後の抱負を語った。
2nd Stageに進出したファイナリストの土田勇人さん(写真左)、若林将太さん、島直右さん(写真右)
2nd Stageに進出したファイナリストの土田勇人さん(写真左)、若林将太さん、島直右さん(写真右)


■「バーテンダーの存在価値が高まっている」サントリーが語るアワード刷新の背景
サントリーは、サントリー ザ・バーテンダーアワードへの刷新の背景に「モノからコトへ体験価値を重視するお客様の嗜好変化」を挙げ、「バーでの楽しみ方において、お客様一人ひとりにあわせてカクテルを生み出すバーテンダーの存在価値がより高まっています。カクテルに加えてそれを生み出すバーテンダーの魅力に焦点を当てたコンペティションにするため大会名を刷新いたしました」と説明する。
「サントリー ザ・カクテルアワード」を継承した「サントリー ザ・バーテンダーアワード2025」
「サントリー ザ・カクテルアワード」を継承した「サントリー ザ・バーテンダーアワード2025」


本アワードの趣旨を「バー業界の発展に貢献することを目的として、お客様一人ひとりにあわせたカクテルをつくることのできるバーテンダーの発掘・育成を行うとともに、アワードの開催を通じてバーテンダーの魅力を発信し、生活者への興味喚起を図るため開催いたしました」と話すサントリーは、リニューアル後初のアワードを経て、「これからもバー業界の発展に尽力していきたい」と展望を述べた。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
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配信元: Walkerplus

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