飼い主ができる愛猫との「目のコミュニケーション」
愛猫とのコミュニケーションを深めるには、猫の流儀に従った「目のコミュニケーション」を実践することが最も効果的です。
特に、猫が愛情と信頼を示す「ゆっくりとしたまばたき(スローウィンク)」を飼い主から積極的に送ることが非常に重要となります。
猫がこちらを見たとき、真正面から凝視するのを避け、一度視線を軽く外してから、ゆっくりとまばたきをすることで、「あなたを信頼している」というメッセージを猫に伝えることができるでしょう。
猫が不安や警戒を感じているときは、目を合わせるのを控え、猫の視界に入らないように行動することで、猫に安心感を与えることが大切です。
このように、猫の目のサインを理解し「猫に優しい視線」で接することで、猫からの信頼と愛情を引き出し、より深い絆を築くことができます。
注意が必要な目のサイン
猫の目のサインの中には、心理的な問題だけでなく、身体的な病気や痛みが原因となっているものがあり、これらを見逃すと深刻な事態につながりかねません。
注意すべきサインとしては、目ヤニや涙が異常に増える、結膜(目の白い部分)が充血して赤い、角膜が白く濁る、光を異常に眩しがるといった、明らかな目の病変が挙げられます。
また、瞳孔の大きさが左右で異なる状態(瞳孔不同)や、瞳孔が明るい場所でも極端に開いたままの場合は、脳や神経系の疾患、または高血圧など、命に関わる全身疾患の可能性があるため、直ちに獣医師の診察が必要です。
心理的なリラックスではない持続的な目を細める動作も、痛みや不快感を示しているため、安易に見過ごさず、全身の健康状態をチェックするようにしましょう。

