〝ふだん〞と〝災害時〞を区別せずにどちらの状況でも役立てる「備えない防災=フェーズフリー」という考え方が、取り入れやすく災害への安心感にもつながるなどと注目されています。この考え方をいち早く実際に取り入れている防災士の浜田あゆりさんに、モノ選びのこだわりや、おすすめアイテムを紹介していただきました。
「防災アイテムこそ、“愛着のあるもの”が安心につながる!」
「防災アイテムは、以前は防災用として販売されているものを、いざというときのためにそろえていましたが、ふだんから愛用できるものに全シフトしました。それは、災害時という非日常では、初めてのものを使用するより、いつもの愛着があるもののほうが犬も人も安心感が増すと震災を通して強く思うようになったからです。ふだんから使いたくなるようなお気に入りを見つけて、どんどん使っています」
超軽量ソーラーランタン
「友人宅の出窓に数個飾られていてひとめぼれ。自宅では常夜灯としてはもちろん、夜の散歩時の明かりとしても大活躍。パンツのベルトループに装着できる軽さもお気に入りポイント。たたむとぺたんこになるので携帯にも便利で、防災リュックのポケットにすっぽり入ります」



コップつき保冷ボトル
「長く愛用のコップつき保冷ボトル。散歩時の水入れに使用していて、コップは犬の水飲みボウルに。災害時の停電の際には、冷凍庫にある氷を確保できます。コップは水分補給のためにも与えたいウエットフード入れにしても」




