風俗は浮気じゃないと言い張る夫
「でもさ、素人と不倫したわけじゃないし、相手は仕事でしてる人だから…。みちるを裏切ったことにはなるからもうしないけど、今回のことは許してほしいと思ってる」
健司の言葉のすべてに納得できるわけではないけれど、確かにおなかの子には父親が必要だ。知らない女性に心も持っていかれたわけではないのに、風俗だけで全てを壊すのは、あまりにも早計かもしれないと思い始めた。
私は健司に言い聞かせた。
「風俗に行かれるのも、私は本当にショックだよ。私もあなたを受け入れるように努力するし、愚痴も減らすから、もうしないでね」
健司は何度も頷き、表面上は私たちは元の夫婦に戻った。でも、私の中には、深い傷と、「私がもっと努力すれば、彼は裏切らないはずだ」という、理不尽な自己責任論が残ってしまった―――。
あとがき:「私にも非が?」という罠
健司の言い訳は、まさに「裏切りの責任転嫁」の典型です。自分の欲望の捌け口を妻の妊娠や多忙な態度に求める、あまりにも身勝手な主張でした。
しかし、追い詰められたみちるが「私がもっと努力すれば、彼は裏切らないはずだ」と理不尽な自己責任論に囚われてしまう展開は、裏切りにあった女性の複雑な心理をリアルに描いています。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

