染色体異常の治療
染色体異常は、遺伝子の異常によって起こる病気であり、その種類や程度によっても発症する症状は大きく異なります。
そのため、染色体異常そのものを根本的に治療することはできません。
染色体異常は、様々な症状が複雑に絡み合っているケースも多いことから、その時々の状況に応じた適切な治療方法や個別性の高い対応が必要となります。
染色体異常になりやすい人・予防法
染色体異常は誰にでも起こりうるものであり、確実な予防法はありません。
ただし染色体異常は高齢出産の方に多い傾向があります。特に妊娠時の年齢が40歳以上の場合、ハイリスク妊婦と呼ばれ、染色体異常による遺伝子疾患(ダウン症など)が起こりやすいことが示唆されています。
卵子は、女性が若いうちに最も質が高く、染色体異常が起こりにくい状態です。しかし、年齢を重ねるごとに卵子の質が低下し、次第に、染色体に異常が起こりやすくなります。
たとえば染色体異常の一つであるダウン症は、21番染色体が正しく分かれず、余分な染色体を持った卵子が受精することで、ダウン症の子どもが生まれるリスクが高まります。
出生前診断は、その結果により妊娠を継続するかどうかの選択を迫られる場合もあり、妊婦さんとご家族に大きな身体的・精神的な負担がかかることがあります。出生前診断を受けるかどうかは、必ずパートナーや家族、そして専門医に相談のうえで決定するようにしましょう。
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白血病参考文献
日本産婦人科医会
国立成育研究研究センター

