美川憲一さんが「パーキンソン病」を公表 原因や“なりやすい人”の特徴を医師が解説

美川憲一さんが「パーキンソン病」を公表 原因や“なりやすい人”の特徴を医師が解説

パーキンソン病の予防法

現時点でパーキンソン病の予防法は確立されていません。
しかし、パーキンソン病の進行を遅らせる方法や発病予防に良いとされるものはあるので、それらの一部を紹介したいと思います。

運動の習慣

運動には、筋力の低下を防ぐのと同時に、脳の萎縮を防ぐ効果や、ドパミンの分泌を増やす効果が知られています。
運動量の少ない人に比べて、多い人はパーキンソン病の発症率が少なかったという報告や、すでに発症した後であっても、継続的な運動を行うことで歩行や姿勢の安定性の悪化を予防する可能性があるという報告もあります。
水泳、ジョギング、ウォーキング、体操など何でも良いので、継続的に行うことのできるものから始めましょう。
定期的な運動習慣を身につけることは発症予防としても発症後の治療・リハビリとしても有効であると考えられています。

バランスの良い食事

パーキンソン病の発症と食事との関係は現在研究が進められており、さまざまな知見が得られています。
パーキンソン病の発症の危険因子には農薬やマンガン、重金属の過剰摂取などが挙げられます。一方で、防御因子としてカフェイン(コーヒーや緑茶など)が挙げられます。
消化管に慢性的な炎症があると発症率が高まるという報告があり、食事は影響される因子と考えられます。コーヒーを飲みすぎても良いものではありませんので、高カロリーな食事は避けて、バランスの良い食事を心がけるということが良いでしょう。

「パーキンソン病の原因」についてよくある質問

ここまでパーキンソン病の原因などを紹介しました。ここでは「パーキンソン病の原因」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

パーキンソン病の原因となる可能性の高い食べ物を教えてください。

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

これまで多くの研究がされているものの、食べ物とパーキンソン病との因果関係は現時点で明らかになっていません。ただし、消化管に慢性炎症のある人がパーキンソン病の発症率が高いという報告などもあることから、消化管からの刺激、つまり食事による影響がパーキンソン病の発症に関与する可能性は考えられています。

パーキンソン病はストレスが原因で悪化するのでしょうか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

はい。ストレスが直接的な発症原因というわけではありませんが、家庭や労働環境の変化などで強いストレスがあると、それをきっかけにパーキンソン病の症状が出現しやすくなることが知られています。

パーキンソン病を発症しやすい性格はありますか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

さまざまな疫学研究がありますが、病前性格と発症との関連について解明されているわけではありません。発症しやすい性格は確立されていないと思われます。

配信元: Medical DOC

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