皮膚炎の前兆や初期症状について
皮膚炎には多様な皮膚症状があります。
紅斑(赤み):毛細血管が拡張し皮膚に赤みが出る
滲出性丘疹(ブツブツ):皮膚表面にブツブツした膨らみができる
小水疱(水ぶくれ):浸出液が溜まって盛り上がる
膿疱(膿をもつ水ぶくれ):水ぶくれの中に白や黄色みががった膿がたまった状態
びらん(ジュクジュク):水ぶくれが破れて浸出液が出てくる
痂皮(かさぶた):浸出液が乾燥して固まり、かさぶたをつくる
落屑(皮膚の剥がれ):角質が蓄積したものが皮膚から剥がれる
皮膚炎の種類によって症状の現れ方は異なりますが、基本的に上記の順に経過することが多いです。
皮膚炎の検査・診断
皮膚炎は、既往歴や家族歴、問診・視診・触診で診断します。
診断が困難な場合は、必要に応じて以下のような検査を実施します。
パッチテスト
皮膚のかぶれの原因を探るための検査方法です。具体的な方法として、日本皮膚免疫アレルギー学会が定めたアレルゲンをパッチに含ませて正常な皮膚に複数枚貼ります。貼ってから48時間後に剥がし、皮膚の変化を観察することでアレルギーの有無をチェックします。
また、貼ってから72時間後にもう一度、皮膚の状態を観察し再判定を行います。2回目の判定時点での皮膚状態によっては、3回目の判定を行う場合もあります。
プリックテスト
プリックテストは、即時的にあらわれるアレルギーを検査する方法です。アレルゲンの液体を皮膚に一滴落とし、プリックテスト専用の針でアレルゲンの液体をゆっくり刺します。余分な液体を拭き取ってから15〜20分後に判定できます。
皮膚生検
確定診断を目的に、皮膚の一部を採取して調べる検査方法です。細胞・組織レベルで皮膚の状態を確認できるため、診察や他の検査で診断が下せない場合に行われます。
光線検査
光線を皮膚に照射しながら、光線量と皮膚の症状を確認することで光線への過敏性を検査できます。通常は、照射から24時間後に再受診して判定を行います。

