米の価格高騰を受け、新米を選ばず古米など価格の安い米を選択する人も少なくありません。クックパッドニュースは独自アンケートを実施。その結果、古米を食べて気になった点を補うためさまざまな工夫が行われていることがわかりました。また新米と比較して特に気になる点はない、という回答も多く、お米についてのさまざまな感覚の違いが浮彫りに。もっとも知りたい古米メニューとしては「炊き込みご飯」が1位という結果でした。
古米の「匂い」「パサつき」についての声多数。家族には伝えず食卓に出した人も
クックパッドが実施した独自アンケートで、直近2か月でお米を購入した600人のうち、新米以外(古米やブレンド米、外国産米)を買った方が163人(27.2%)、新米も新米以外も両方買った人が100人(16.7%)。
まず、実際に古米や価格の安い米を食べた感想として、多くの方が「匂い」や「パサつき」を挙げました。味や見た目の違いへの言及も多くありました。
「古米(備蓄米)の匂いが気になった。家族には古米だとは知らせずに食べさせていた」「つやもなくパサパサした感じ」「炊きたては問題ないですが、お昼におにぎりにしたらパサパサで美味しくなかった」 「もっちり度が違った」 「ややパサつきがあったり、水加減の調整が難しい」「艶、甘みがなく美味しく無い」
といった声が寄せられています。
一方で「気にならない」という声は古米などの購入者のうち37%
すべての人が否定的というわけではありません。
「あまり気にならなかった」「古米でも美味しさは変わらないと思いました」「特にまずいとは思わず、普通に食べられた」
といった、古米でも十分おいしく食べられるという声は101人(購入済みの中の37%)にのぼりました。
中には「一つ前の収穫したお米だったので、美味しく食べれています!」と、前年度のお米であれば問題ないとする意見もありました。

