美味しく食べるためのチャレンジはさまざま、「酒や米油、塩を足す」。「手間がかかる」として何もしない人も
古米や安いお米を美味しく食べるための工夫をしたかという質問に対しては、さまざまな回答がありました。具体的な工夫としては、
「水分量を変えたり、浸水時間を変えたりして、古米に保水させて食べた」「お酒を入れた」「炊くときには酒や米油、塩を足して炊いている」「もち麦を多めに入れて炊く」「普通のお米と備蓄米等を半分づつくらいの割合で炊く」
など、水加減の調整や調味料の追加、他の食材との組み合わせなどが挙げられました。
一方で、「おいしく食べるための工夫は特にしていない」という回答も多く見られました。その理由として、
「手間がかかるから」 「こういうものなんだと思ってそのまま」 「しなくても普通に美味しいから」「神経質にならずとも大丈夫と思ったから」
など、特に工夫をしなくても許容範囲という考え方や、手間をかけられない現実が見えてきます。
米の使い分けの実態が明らかに、カレーや丼など味の濃いおかずと合わせる人多数
今回の調査では、「米の使い分け」についても質問しました。新米と古米・備蓄米の両方を購入した方からは、興味深い使い分けの声が寄せられています。
「食べ比べてみたいから」 「使い分けしたいから」 「新米をいただきたいと思ったが、それだけだと家計を圧迫するため」
実際の使い分け方法としては、
「新米ほどツヤや甘みはないが、チャーハンや混ぜご飯などにすればあまり気にならない」 「やっぱり、古米は美味しくないから炊き込みごはんへ」 「丼物にするときに備蓄米を使ったりしていた」 「古米でもカレーなど用途によっては美味しいと思った」など、料理によって使い分けるという声が多く聞かれました。

