【東大阪市】ふわほわ、というやさしさ。【サニヤン】

小麦粉を削って、キャベツを立てる

サニヤンのお好み焼きの主役はキャベツだ。しかも、どれでもいいわけじゃない。冬場には、甘みの濃い大阪産「松波」。1玉400円もするキャベツを、機械で同じ大きさに刻んで使う。創業当初から変わらないやり方だ。

なぜそこまでするのか。

「冷めたらな、余計に素材の味がわかるんよ。やから、キャベツだけは絶対に妥協したらあかん」

お好み焼きの“甘さ”は、ソースじゃなくてキャベツから生まれてる。そのことを、食べた人は自然と気づくはずだ。

冷たくて、あたたかい飲みもの

お好み焼きを待つ間、サニヤンではもう一つの“ローカル”が楽しめる。

「冷やし飴」。聞き慣れない名前だけど、大阪では昔から親しまれてきた夏の飲み物だ。麦芽水飴をお湯で溶き、生姜を加えて冷やしただけ。なのに、なんとも言えないやさしさがある。

キンと冷えた冷やし飴は、蒸し暑い夏の午後にちょうどいい。

自転車で買いにきたおばちゃんが、コップ一杯ぐいっと飲んで、「あー、生き返ったわ」と笑って帰っていく。そんな景色が、サニヤンの店先にはある。

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