7. なぜ地域差が生まれるのか
7-1. 食生活の影響
塩分の多い食事、特に漬物、干物、味噌ベースの料理などは胃の粘膜を傷つけ、胃がんのリスクを高めることが知られています。寒冷地域では食材の保存技術として塩漬け文化が発展し、その影響が今も残っています。
7-2. ピロリ菌感染率
ピロリ菌は胃がんの主要な原因とされており、感染率が高い地域ほど罹患率も高くなる傾向があります。特に井戸水などを生活用水として使用していた歴史のある地域では、感染率が高いと考えられています。
7-3. 医療体制と検診率の違い
地域によっては胃がん検診の受診率が低いことも問題です。早期発見が困難となり、結果的に罹患率が高いと認識されるケースもあります。また、都市部に比べて内視鏡検査の設備や専門医の数が少ない地域では、検査の遅れが影響を及ぼすこともあります。
参考文献
「がん登録・統計」(国立がん研究センター)
「人口動態統計」(厚生労働省)
がん対策情報(厚生労働省)
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