「ポリフェノールを摂りすぎると現れる症状」はご存知ですか?【管理栄養士解説】

「ポリフェノールを摂りすぎると現れる症状」はご存知ですか?【管理栄養士解説】

ポリフェノールを摂りすぎるとどうなる?メディカルドック監修医が解説します。

西城戸 仁美

監修管理栄養士:
西城戸 仁美(管理栄養士)

短大卒業後、一般企業にて事務職に従事。リーマンショック後、専門学校で学び栄養士免許修得。高齢者施設勤務時代に管理栄養士国家試験合格。現在は、施設での給食管理のほか、特定保健指導や食事指導、衛生管理指導などに従事している。

※この記事はメディカルドックにて『「ポリフェノールを摂りすぎると現れる症状」はご存知ですか?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

「ポリフェノール」とは?

「ポリフェノール」とは?

ポリフェノールは、植物由来の苦味や色素を持つ化合物で、「酸化を防ぐ働き=アンチエイジング効果」が期待される成分です。その種類は数千種類以上もあると言われ、体に与える影響は様々です。大豆や果物に多いイソフラボン・緑茶に多いカテキン・赤ワインやお茶に多いタンニン・ごまに多いセサミンなどが代表的な物としてあげられます。消化酵素を阻害するため、調理では取り除いたほうが良いとされてきました。しかし、近年では強い抗酸化作用が、体内の活性炭素の働きを抑制し、生活習慣病の予防に役立つことで注目されています。

ポリフェノールの一日の摂取量

ポリフェノールの一日の摂取量

摂取量の研究が進められていますが、1日あたりの基準は明確ではなく「日本人の食事摂取基準(2025年版)」にも記載はありません。しかし、健康の維持増進のためには、1日あたり1000~1500mgが良いと言われています 。コーヒー1杯中のカフェインは約70~140mgなので、コーヒーに換算すると3~5杯程度になります。

配信元: Medical DOC

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