【妊娠中の女性】ポリフェノールを過剰摂取すると現れる症状

胎児の早期動脈管閉鎖
ポリフェノールを過剰に摂取すると、胎児に早期動脈管閉鎖のリスクが生じる可能性があるとされています。動脈管の閉塞や狭窄により、胎児が心不全や肺高血圧症を起こし、最悪の場合死亡につながることもあります。そのため、異常を感じた場合は速やかに主治医に相談してください。
妊産婦向けのカフェインレスのお茶にもポリフェノールが含まれることが多いため、摂取量には注意し、バランスの良い食事を心がけましょう。
新生児遷延性肺高血圧症
出生後、肺に繋がる動脈が拡がらず、肺高血圧症から心不全やなどをおこし、機能障害や死亡につながることもあります。少しでも異変を感じたら、直ちに主治医へ相談しましょう。
妊産婦に良いとされるカフェインレスのお茶にも、ポリフェノールが含まれていることが多いため、摂りすぎないことが大切です。
「ポリフェノールを摂りすぎると」についてよくある質問

ここまでポリフェノールを摂りすぎるとどうなるかについて紹介しました。ここでは「ポリフェノールを摂りすぎると」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
ポリフェノールが一番多い食べ物について教えてください。
西城戸 仁美
赤ワイン1杯(約150ml)には100~150mgのポリフェノールが含まれ、コーヒー1杯(約150ml)には約200mgのポリフェノールが含まれています。また、抹茶や玉露にも多く含まれており、野菜ではごぼうやほうれん草、ブロッコリーなどに含まれていますが、飲料に比べると含有量は少なめです。

