通勤のため、普段は駅まで自転車を使っていたあおさん。雨の日に同じマンションに住むみどりさんに声をかけられたことをきっかけに、ほぼ毎日駅まで送ってもらっていました。
しかしある日、車で送るのをやめると告げられ、怒ったあおさんは帰宅後、みどりさんの家に押しかけます。するとみどりさんから、今まで余計にかかっていたガソリン代だけでなく、毎日乗るなら駐車場代や車の保険料まで負担してほしいと言い出したみどりさん。
次々に出てくる車の費用に驚き、「もういい!」と言って、みどりさん宅をあとにするのでした。
夫に愚痴ると、夫の顔がどんどん青ざめて…












みどりさんの家から帰ってきて、怒りがおさまらないあおさん。
「誰かに愚痴らないと気が済まない!」と思っていたところに、夫が帰宅。
「ちょっと乗せてもらっただけなのに!」と夫に愚痴るあおさん。
最初は夫も共感してくれたものの、詳細を話せば話すほど青ざめていきました。
「そんな親切な人がいきなりお金を払えって、それかなり怒っているんじゃない?」と焦る夫。あおさんはそんな夫の言葉にあ然とするのでした。
◇ ◇ ◇
みどりさんの言い分を夫に愚痴ったあおさん。夫は自分の妻の行動を聞いて、びっくりしたことでしょう。
夫との会話の中で、あおさんが自分の過ちに気づけるといいですね。
そして、みどりさんにもしっかり謝罪してほしいと思います。
自分の行動が相手にどう受け取られたかを想像することで、トラブルを回避できることもあります。
納得できないと思うときこそ、一度立ち止まって状況を客観的に見ることが大切なのかもしれません。
相手に怒りをぶつける前に、第三者に話を聞いてもらいながら気持ちを整理して、より良い人間関係を築いていきたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

