「今から思えば地獄だった」 "治療"と称して女子高生を支配した教師、恋愛を装った性搾取の実態

「今から思えば地獄だった」 "治療"と称して女子高生を支配した教師、恋愛を装った性搾取の実態

●精神的に追い詰められて「入院」することに

しかし、こうした秘密の関係に女子高生が悩まないはずがない。校内で「Bと生徒がセックスをした」という噂が流れると、Bは噂の対象となった別の生徒のフォローに忙しくなり、Aさんへの態度は冷たくなった。

「私は悩んでバイトも手につきませんでした。精神不安定になっていたこともあり、シフトを減らされました。様子がおかしいと気づいた母が私を精神科に入院させました」

Aさんの入院を知りながらも、Bは何も言わなかったという。退院後も、Bの行為は続いた。

「指を膣に挿入されることもありました。全裸の写真や、胸に男性器を擦り付ける場面などを動画で撮られました。レンタルビデオ屋のAVコーナーに一緒に入ったこともあります」

●「恋愛偏差値をあげるために付き合っている」

なぜか、この頃、Bは性器の挿入をしなかった。

「自宅に連れ込んで満足しているという感じでした。先生は『挿入をすると男女の関係が変わってしまう』と言っていました。教師としての矜持みたいなものかもしれません。擬似的な行為はありましたけど」

卒業が近づくと、Aさんが専門学校の入試で忙しかったこともあり、ほとんど会わずず、Bは性的関係を求めなくなった。そして、Bは卒業を目前に「結婚したい相手がいる」と告げた。

「『お前の恋愛偏差値をあげるために付き合ってあげている』『他の男とデートしろ』など態度が急に冷たくなりました」

卒業後、一度だけ性器の挿入はあったが、二人は疎遠になっていった。

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