二度も裏切られ、怒りがこみ上げる
週末が明け、疲れた表情で帰宅した健司はお風呂に直行していた。
その間にビジネスバッグを片付けようとしたその時、バッグのサイドポケットから領収証と何かが落ちた。何気なく広げたところ、それはホテルの領収証と、デリヘルのポイントカードだった。
頭の中で何かが砕け散る音がした。 信じようとした自分がバカだったと、心の底から悔やんだ。
ほんの少し前に風俗がバレ、私の態度のせいにした夫。私は「もう行かないでね」と訴え、夜もできる限り尽くし、愚痴も我慢して家庭の居心地を良くしようと必死だったのに…。
悲しみや後悔が沸き上がったあと、煮えたぎるような怒りがわいてきた。
許せない。
気持ち悪い。
私が努力して尽くしている中、あの手この手で現金を欲しがっていた健司はきっと、風俗に行きまくっていたのだろう。
私は健司が入浴している間に、リビングに置かれた健司のスマホから風俗店の予約メールや、カード決済の履歴を確認して全て保存した。健司がお風呂から上がったら、必ず問い詰める。もう「反省」なんて安っぽい言葉に騙されることはない―――。
あとがき:再度の裏切りが呼び覚ます真の怒り
一度許した直後の再度の裏切りは、最初の裏切りよりも遥かに深く、みちるの心を破壊しました。特に「生活費の減額」や「実家帰りの提案」といった不審な言動が、「自分がいない間に自由に遊びたい」という健司の身勝手な意図を明確にし、みちるの疑念を確信に変えます。
悲しみが消え失せ、煮えたぎるような「怒り」が湧き上がる瞬間は、彼女の立ち直りの第一歩です。感情的に対応するのを止め、冷静沈着に証拠を集め始める姿は、被害者から「成敗者」へとみちるの意識が切り替わったことを示唆しています。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

