毛巣洞の前兆や初期症状について
普段は特に症状がありません。
毛巣洞は肛門の少し上辺りの皮膚にみられることが多いのですが、お尻は見えにくい部位のため、皮膚に変化が起こっていても症状がでるまで気付かないことがあります。
ただし、皮膚の下に入った体毛は身体にとって異物と認識され、炎症を引き起こし、化膿することがあります。この時に起こるのが、痛みや腫れ、皮膚の赤みです。
悪化した場合、内部に溜まった膿が外へ漏れることがあり、お尻の毛巣洞の場合では痔瘻(じろう)や化膿した皮膚腫瘍と間違えられることもあります。
毛巣洞が繰り返し感染すると、内部の空洞が広がり慢性的な炎症が続くことがあります。
また、有棘細胞癌という皮膚癌の一種を発症するリスクが高まることが知られています。
毛巣洞の検査・診断
毛巣洞の穴から体毛が飛び出している場合、見た目で診断することが一般的です。
一方、穴から毛が出ていない場合は、痔瘻(じろう)など他の疾患との鑑別を行うために、超音波やCTなどの画像検査で穴の内部の状態を調べることがあります。

