なぜ「暑いと眠れない」のかご存じですか?対処法と考えられる病気も医師が解説!

なぜ「暑いと眠れない」のかご存じですか?対処法と考えられる病気も医師が解説!

「暑くて眠れない」症状についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「暑くて眠れない」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

全身が暑くて夜眠れないときはどうしたらいいですか?

伊藤 陽子(医師)

まずは、室温や寝具を見直しましょう。近年は通気性が良いものや、肌にあたる部分を触ると冷たく感じる素材などさまざまな寝具があります。自分に合う物を見つけることも良いでしょう。暑い日はエアコンを利用して、低くなりすぎない温度設定で体に風を当てないようにすると睡眠中も快適に過ごせることも多いです。エアコンを適切に使い通気性の良いパジャマやシーツに替えるだけで、症状が改善することもありますので、試してみましょう

なるべくクーラーを使用しないで、眠れる方法はありますか?

伊藤 陽子(医師)

扇風機やサーキュレーターを使い、部屋の空気を循環させましょう。保冷剤で首や太ももなどの太い血管が通る部位を冷やし、熱を放散させる方法もあります。ただし、部屋が高温になると熱中症のリスクが高まるため、温度をやや高めに設定してクーラーを使うことも検討してみてください。

冬でも体が暑くて眠れないのは自律神経が乱れているのでしょうか?

伊藤 陽子(医師)

自律神経は体温調節に関わるため、はたらきが乱れると冬でも体が暑くて眠れなくなる可能性は考えられます。ただし、室内の暖房が効きすぎている、寝具が厚すぎるなどの環境要因も考えられるため、室内環境も合わせて見直してみてください。

まとめ 暑くて眠れないときは睡眠環境を見直そう

暑くて眠れないのを我慢しすぎると熱中症になったり、睡眠不足からの体調不良に陥ったりする可能性もあります。まずは室温や寝具、生活習慣を見直してみましょう。ただし、自律神経やホルモンバランスの乱れによって体が暑くなっている可能性もあるため、必要に応じて医療機関の受診を検討してみてください。

「暑くて眠れない」症状で考えられる病気

「暑くて眠れない」から医師が考えられる病気は6個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

婦人科の病気

PMS更年期障害

内分泌の病気

自律神経失調症

糖尿病性神経障害

感染症の病気

風邪インフルエンザ

暑くて眠れない場合、体温調節に関わる体の器官に異常が出ている可能性もあります。症状が重い、続くなどの場合は受診も検討してみてください。

【参考文献】
・健康づくりのための睡眠ガイド 2023|厚生労働省
・神経障害|糖尿病情報センター
・月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)|日本産科婦人科学会

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配信元: Medical DOC

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