知っておきたい予防法
体重管理を徹底する
肥満は関節炎の天敵です。体が小さい猫の場合、ほんの少し体重が増えただけでも関節への負担は大きくなります。体重の増減をこまめにチェックして、獣医師とも相談しながら適正体重を維持しましょう。
適度な運動
軟骨のすり減りを恐れるあまり、まったく体を動かさないのも逆効果です。無理のない範囲で運動させることで、関節を支える筋肉がつき、肥満の防止にもつながります。
住環境を整える
段差の少ないレイアウトに変える、床に滑り止めマットを敷くなど、猫が暮らす環境を整えて、関節への負担を減らしましょう。トイレの入り口を低くする、キャットタワーの段を低くするなども効果的です。
定期的な健康診断
高齢の猫に限らず、年に1〜2回は動物病院を受診し、健康診断を行いましょう。
レントゲン検査や触診などによって、関節炎を早期の段階で発見できることがあります。また、状態を把握して、適したサプリメントなどを早期から服用することも、有効な可能性もあります。
まとめ
猫は痛みを隠す動物といわれています。そのため、人間が異変に気付いたときには、すでに関節炎が進行していることもあります。
常につきまとう痛みや不快感は、猫の生活の質(QOL)を低下させてしまいます。
ジャンプしなくなった、毛づくろいをしなくなった、なんだか怒りっぽくなった─。
飼い主にとってささいな変化でも、それは猫からのSOSです。敏感にキャッチして、すぐに対策を取りましょう。
猫の関節を守ることは、猫の健康で幸せな生活を支える第一歩です。
今日からできることを少しずつ始めてみてくださいね。

